1歳半の息子の鎖骨にヒビが入ってから治るまでの経過

子育て

こんにちは、ざうるすです。
タイトル通りですが、先日1歳半の息子の右側の鎖骨にヒビが入るという事故が起こってしまいました。まだ語彙が少なく「いたい」しか言えない息子をどうしてやればよいのか右往左往しましたが、状況も落ちついたので記録しておこうと思います。

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鎖骨にヒビが入った時の状況

健診で小児科に行っていたときのこと、私が一瞬目を話した隙に待合室にある高さ40センチほどのソファの座面から転がり落ちてしまいました。落ちた瞬間自体は見ていて、頭・顔を打ったように見えました。

実際に顔の側面が赤くなっておりそのまま小児科の診察室で見てもらいましたが、まさかその時には鎖骨が折れているなんて気が付きませんでした。顔の赤くなったところを冷やしてもらい、頭を打った時に注意するべきことなどが書かれたメモをもらいました。(嘔吐していないか、ぐったりしていないか等)

ただ、いつもの転けた時等ならしばらくして機嫌を治すものの、今回は「あいたー!(痛い)」と言いながら泣き続けるので、何かがおかしいぞ…と思いながらも本人がまだ痛いということしか表現できないのでどこがどう痛いのか分からず、その時には右肩付近が痛いのだと気がついてやることができませんでした。

何かがおかしいと確信したポイント

しばらく経つと、泣き止んで普通に遊び始めてくれました。

ただ、痛いことを忘れたように遊んでいても、脇を抱えて抱っこするとまた「あいたー!」と言ってなきました。知らない人ならまだしも、普通に遊んでいるときに私に抱っこされて泣くことなんてなかったので、これで何かがおかしいと確信しました。

その後も、自分で手に体重をかけようとして痛がったり、普段と違う点がみられました。

鎖骨骨折・肩鎖関節の脱臼の可能性

抱っこをして痛がる、嫌がるということを頼りに検索していると、こちらのサイトに出会いました。

ドキっとする子どもの怪我の対処法【乳幼児転倒編】|輝くママ|ハッピー・ノート.com
2児のママで接骨院の先生をしています。接骨院は日本古来の医術。画像診断は出来ない代わりに、すべての怪我を問診・視診・触診で鑑別診断を行う骨のスペシャリスト。乳幼児や就学児などに頻度の高いケガや体のちょっとした変化について紹介したいと思っています。

ここを読み、息子も鎖骨骨折か肩鎖関節脱臼を起こしているのではないかと思うようになりました。ただ、知識のない私は「落ちた時には鎖骨を打ったようには見えなかった」というだけで、鎖骨骨折は違うのでは?とも思い、この時点ではどこかしら脱臼しているのかもしれないと考えていました。

地域の救急診療所に行くも、診てもらえず…

なにか様子がおかしいぞと思った時点ですでに夕方で、普通の整形外科や小児科はもう閉まる時間だったため、地域の救急診療所に連れていきました。

ただ、そこには小児科の先生はおられたものの整形外科の先生はおられず、ここでは診れないと断られてしまい、代わりに大きな夜間救急窓口のある病院を紹介されました。

当の本人は特に腕を動かさない限りは泣く様子もなく普通にしていたので、朝になってから近所の整形外科に行くのもありなのか?とも考え、待ち時間の大変長い夜間救急に行くかどうかかなり悩みました。

しかしこども急病電話相談(#8000)に電話してみたところ、脱臼の可能性もあるので少しでも早く病院に行くようにと指示をもらい、そのまま夜間救急の窓口に向かいました。

悩んだ時には#8000への相談がおすすめです。

レントゲンの結果、右側の鎖骨にヒビが入っていると判明

夜間救急窓口では診察まで約2時間ほど待ちました。診察室では、知らない先生に体を触られて怖かったのか、最初から最後までずっと泣いていたので触診ではどこが痛いのか分からず、広めの範囲でレントゲンを取ってもらいました。

その結果、右側の鎖骨にヒビが入っているということがわかりました。

確かにソファの座面から落ちた時には右側から落ちましたが、鎖骨が地面に着いたようには見えませんでした。後から知ったことですが鎖骨骨折は転倒などで肩や腕を強打した衝撃で生じることもあり、直接鎖骨付近を打撲していなくても起こり得ることなんだそうです。知っている人からしたら当たり前のことなのかもしれませんが、私は今回始めて学んだことでした。

その日は三角巾で右腕を吊って包帯で動かないように応急処置として固定してもらい帰宅しました。5回分のカロナール(痛み止め)を処方してもらいました。

救急窓口で診てくださった先生からは、骨折なのでそんなにすぐ治るものではない、3ヶ月〜半年かかるかもしれない、大人なら手術の可能性もあるけど1歳だし骨がズレるような骨折ではないので手術にはならないと思う、とのコメントがあり、翌日同病院の整形外科の専門の先生のところに行くように言われました。

利き腕が使えなくなり、これから暑くなるのに三角巾と包帯を巻き、常に小走りで移動しているのに更に転んで酷くならないよう見張り続ける日々が最低3ヶ月…!? と、先が見えなくような気持ちでした。

整形外科の先生に診てもらって驚いたこと

翌朝同じ病院で紹介された整形外科の先生のところに行きました。そちらの先生から、

「まぁ今週末くらいは固定しておいたほうが良いかもしれませんね〜 1週間もすれば多分痛かったことも忘れると思います」

というようなことを言われ、私も夫もかなり驚きました。前の晩に3ヶ月〜長くて半年と言われたばかりだったので、1週間という期間が嘘のように短く感じました。

救急窓口の先生から3ヶ月と言われたことを話すと、「大人だったら、ね。」と言われ、今回はそこまで大きく骨がズレるような骨折でもないし少しヒビが入っただけで、しかも1歳半の子どもなのであっという間に良くなるでしょうとのことでした。それを聞いてかなりホッとしたのを覚えています。

怪我から3日経過、三角巾と包帯を外す

整形外科の先生に言われた「今週末くらいは〜」を通り過ぎたので三角巾と包帯での固定を外しました。

外してみると、手先は普通に使っていますがやっぱり右腕を上にあげようとはしないようでした。まだなんとなく痛い・怖いのかもしれません。

怪我から5日経過、利き手が変わった?

驚くことに、すでに普通に右腕で自分の体重も支えるようになりました。三角巾も包帯も結局外したままです。

ただ、息子はこのたった数日の間で左手を使うようになりました。物を渡すと左手で受け取り、今まで右手で振り回していたシャボン玉スティックも左手で降っています。

両手が必要な動きをする時は(大きなボールを掴むなど)普通に右手も出しますが、片手で良い時は左手を出すようになりました。もしかするとこの数日で利き手が左になったのかも(?)しれません。

関係があるのか分からないけど、心配なこと

元々息子は夜から朝まで通してぐっすり眠れたことがないので、夜目を覚ますということは今まで通りですが、夜目を覚ました時の泣き方が変わりました。

私の思い込みかもしれませんが、何かを嫌がっているような泣き方をしているような気がします。もしかすると、骨折初日に痛かったことや病院での診察・レントゲン撮影などが怖かったことが記憶に残って夜泣きに繋がっているのかなと推測しています。

更に、一度起きると1−2時間寝てくれないことも….。

それも、早く改善されることを願います。

整形外科の先生の再診、通院終了

怪我した日を1日目として9日目に再診してもらいました。
元々はレントゲンを再度撮ってもらう予定でしたが、本人ももうどこも痛くなさそうであることと、病院での色々が怖くて夜泣きに繋がったのかもしれないので出来ればレントゲンの再撮影は無しにしたいという我々親の希望により、診察室だけの診察で終わりました。

診察室に入って先生の顔を見た瞬間から泣き出した息子でした。やっぱり病院に怖い思い出ができてしまったのかもしれません。

右腕も問題なく動かしているようだし、肩付近が変な形にボコっと出てきたりもしていないということで、それ以上の通院はしなくても良いことになりました。

大人だったらまだまだ時間がかかるはずの鎖骨骨折ですが、1歳の場合はここまで早いのかと驚きです。ひとまず、怪我をした日から更に転けたりして酷くなることがなくて良かったです。

以上、1歳半の息子の鎖骨にヒビが入ってしまってから治るまでの流れでした。今後も怪我には十分中して生活したいと思います。

ではまたっ!

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