資源の無駄遣いやゴミのポイ捨てこそしなかったものの、少なくとも10年前頃の私は環境に配慮した暮らしなんて考えもしませんでした。
そんな私がふと、少しでも環境に優しい生活をしてみようかなぁなんて考えたのは、都内のアパートから関東郊外の平屋に引っ越したあたりからです。
引っ越しを機に、
- ゴミを24時間、曜日関係なく捨てられなくなった
- 有料のゴミ袋を買わなくてはならなくなった
- 収納スペースのあり方が変わった
- 広い庭(畑)を手に入れた
…というような変化があり、何かそれに対して1ミリでも良いから生活を変えてみたいと思ったのです。そこで一番に考えたのは、燃えるゴミとして捨てるものを減らすことでした。
プラスチックごみの分別
これまでは、ペットボトルを除くプラスチック容器や包装など、適当に燃えるゴミと一緒に捨てていましたが、プラゴミとして捨てられるものはなるべくプラゴミとして分けて捨てることにしました。
実際に分けてみると、これまでプラゴミをかなり沢山燃えるゴミとして捨ててしまっていたことがわかります。例えば飴玉の包み紙やペットボトルのラベルなど、小さなものでも汚れていなければなるべくプラゴミに分別していきました。
これを分別するようになって、不思議に思ったことがあります。
プラスチックの製品として、モノそのものがプラスチックで出来ている場合は燃えるゴミになり、(例えばプラスチック製の食器や植木鉢など)商品そのものではなくそれらを梱包していた袋などはプラゴミになるということ…!!
何故なのでしょう、今度調べてみたいと思います。
食品トレーは洗ってスーパーに戻す
洗うのが面倒だからとそれまではそのままゴミ箱に入れていた食品トレーも、全部洗ってスーパーのリサイクルボックスへ持っていくようにしました。
我が家では自炊がメインで魚の干物や肉類もよく買うので、食品トレーは毎週必ず出ます。エリンギや蓮根が入っているトレーもそうですね。
誰かが買ってくれそうな価値のあるものはメルカリへ
再販できるような価値のあるものはメルカリ等に出品しています。
ある程度人気のある本やデバイス系は結構すぐに売れるということに気が付きました。その商品を探している人がいれば出品とともに通知が届くようで、出品から数分以内に売却出来ることもあります。
要らないものを売ってお小遣いになり、ゴミが減るなら良いことしかないですね。
メルカリで売れないものは作業所へ寄付
市場に溢れる服飾品やノーブランドの食器、雑貨などはメルカリに出しても売れなかったり、送料や手数料でマイナスになるくらいの値段でしか売れないものもあります。そういったものは無理にメルカリに出品していても仕方ないので、近所の作業所さんへ寄付することにしました。
障害のある方たちの小規模作業所で、無料で提供された品を数百円で販売し、利益をお給料の一部にしているそうです。寄付したものが誰かのお役に立っていれば良いなぁ。
この辺までは同じように実行されている方も多いと思いますが、私が最近始めた(そして、いつまで続くかはわからない)のが、野菜の皮を中心とした生ゴミを減らすということでした。
野菜や果物の皮を乾燥、粉砕し庭にまく
少々手間ではあるものの、料理をして野菜の皮などがでたらゴミ箱に入れず、まずはまとめて乾燥させています。直射日光にしばらく晒しておくか、寒い日はエアコンの下においておけば雑に重なった状態でおいておいても2日ほどでカラカラになります。
カラカラにして捨てるだけでもゴミの量を減らすことは出来ますが、私はこれを捨てずにスムージーなどを作るのに使っているクラッシュミルサーで粉砕し、土壌改良の一環として庭にまくことにしています。
知人は野菜の皮をそのまま庭に捨てていましたが、それでは分解されるまでに時間がかかりすぎるのではと思い、今のところはここまで手をかけてみています。いつまで続くかはわかりませんが、気が向く限りやってみようと思っています。
元々結構料理をする自炊中心の家庭なのでいつも野菜の皮は沢山出ていましたが、それをこうして庭に還す事ができるのは(気分的に)結構大きいです。
庭に微生物が増え、土が豊かになり、生ゴミが減るのなら一石二鳥です。
うちの庭は土が硬く質が良くはなさそうなので、こうやってゴミを減らしながら土を改良していくことができれば幸いです。
一軒の家でできることは限られていますが、他にも何か出来ることを見つけて楽しんでやっていきたいです。
ではまたっ!
追伸:クラッシュミルサーはイワタニの製品を使っています↓
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