安い服と高い服の作りの違いについて素人が調べてみたまとめ

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こんにちは、ざうるすです。
最近通勤電車のなかで、人々の服装を観察してみたりしています。おしゃれだな〜とか、変わったデザインの服だな〜とか、折角ジャケット着てるのにしわしわだな〜とか(余計なお世話)。

そんなどうでも良いことを考えていたのですが、ある時、お値段が高そうに見える服と安そうに見える服って何が違うんだろうかと気になりはじめました。

最初は、ただのデザインや雰囲気のせいだと思っていました。でも、やっぱり何か絶対に理由があるはずだと思い調べてみるとそこには色々と明確な違いがありました。

洋服を扱うプロの方からすれば常識的な話かもしれませんが、素人の私にはこれが結構面白かったので、調べて分かったことを元に自宅にある高い服と安い服を引っ張り出して比較してみようと思います。

ちなみに、今回まとめた内容というのは洋服の見た目だけについてです。例えばブランド名や手触りや生地の組成表示は確認せずに安そう・高そうを判断するポイントをまとめようと思っています。

では早速!

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生地の違い

シワの形や表面の状態を観察することで、素材の質を見ることが出来るようです。

関節のシワの形状と復元力

膝の裏や肘の内側、ウエスト周りなど、着脱や動きによって自然に入るシワの形と伸びたときの戻り方に着目する。

  • 安い服の特徴:安価なポリエステルなどの化繊は柔軟性や復元力が低いため、膝裏や肘にまるで紙を折ったようなパキッとした硬い折り目状のシワが残り、体を伸び直してもくっきりと跡が残ったままになる。
  • 高い服の特徴:上質なウールやシルク、高密度コットンなどの天然繊維は、しなやかな弾力性を持っている。シワが入っても丸みを帯びた波状の柔らかいシワになり、身体を伸ばすと生地自身の復元力でふんわりと元のフラットな状態に戻る。

摩擦が起きる場所の毛玉

脇の下、腰回り(バッグや座った時に椅子が当たる位置)、袖口の内側など、着用時の擦れが多い表面の状態をチェックする。

  • 安い服の特徴:安価で短めの化繊(アクリルやポリエステル)が使われている場合、擦れによって表面の繊維が束になり、硬くて頑丈な毛玉がダマになってへばりつき、そのまま脱落せず表面に蓄積していき、全体が白っぽくカサついて見える。
  • 高い服の特徴:一本一本が長い上質な長繊維(長綿や高級ウールなど)を使用しているため、そもそも毛羽立ちにくいです。万が一ウールなどで小さな毛玉ができたとしても、繊維自体が柔らかく自然にちぎれ落ちるため、表面が滑らかな状態に保たれやすい。

たしかに、お安い服は洗濯した時についたシワが自然には取れてくれないし、すぐに毛玉になって見た目が悪くなるイメージがありますね〜。うむ….。

縫い目の違い

縫い目の密度の高さには縫製にかける時間コストや手間がダイレクトに現れます。個人的には、この縫い目に関する部分が一番パット見てわかりやすいなと思いました。

縫い目の幅と引きつり

服の裾、前立て、ポケット口などの縫い目に注目してみると…。

  • 安い服の特徴:縫製にかかる時間を短縮するため、ミシンの進むスピードを上げ、縫い目の幅を広く設定(1インチあたり約8〜10針程度)。針目が大雑把で、糸の引っ張り具合(糸調子)の偏りによって縫い目に沿って小さなシワや波打ちが発生しがち。
  • 高い服の特徴:時間とコストをかけて針目を非常に細かく設定(1インチあたり約14〜18針以上)。糸のテンションも調整されているため、生地の引きつりやヨレがないステッチが入っている。

これについて、手持ちの服で見比べてみました。アイボリー色の服はUNIQLOで定価3,000円以下の服です。ブラウンの方はDemi-Luxe BEAMSの服で多分定価は20,000円以上の服です。(メルカリでUNIQLOくらい安く買いましたが\(^o^)/)

1インチあたりの針の数を数えてみたところ、アイボリーの方は9針くらい、ブラウンの方は13針くらいでした。今まで縫い目の細かさなんて気にしたこともありませんでしたが、こんなところにもコストが見えるんですね。

ボタンやパーツの違い

ボタンや金属パーツはコストカットが顕著に出る場所だそうで、これも結構わかりやすいポイントだなと思います。安い服にはプラスチックのボタンが使われていることが多く、高い服には貝でできたボタンが使われていることが多いようです。

ボタン裏面の模様と質感

  • 安い服(ボタン)の特徴:液体状の樹脂を型に流し込んで成型するため、表面だけでなく裏面もツルツルと平滑で、全体の色や模様がどこを見ても完全に均一。
  • 高い服(ボタン)の特徴:天然の貝殻を丸くくり抜いて削り出すため、裏面には貝殻特有の不規則な凹凸や、茶色・黒色・赤っぽい原色の模様がそのまま残っている。

複数個のボタンの個体差

袖口や前立てに並んでいる複数のボタン同士を見比べてみると….。

  • 安い服(ボタン)の特徴:機械で大量生産された同一製品のため、何個並んでいても色・柄・輝き方・模様の位置が同じ。
  • 高い服(ボタン)の特徴:一つひとつが天然の素材から削り出されているため、1個ごとに厚み、色味、輝きの強さ、模様の出方が微妙に異なる。

どれどれ…

写真左の服がGU、右の服は先程のDemi-Luxe BEAMSです。
やっぱり素人なので表面を見ただけでは判断が難しいですが、触ってみると左の服のボタンはプラスチックっぽいなと分かります。

そして、よりわかりやすいのはボタンの裏側でした。

右の服の方は貝ボタンなので、裏を見ると模様が出ていて個体差がありました。左の服の方はボタンの裏を見ても全部同じでした。普段ボタンの裏なんて意識してみることはありませんでしたが、今度からちょっと気になって見てしまいそうです。

色の違い

染色の方法(糸の芯まで染まっているか)や、どのような色の糸で生地が構成されているかによって、発色に差が生まれるそうです。先に挙げた3つに比べると、ちょっと分かりづらいポイントです。

生地を引っ張ったときの白抜け

ポケットの端、縫い目のキワ、生地の折り目などを軽く引っ張ったり指で開いたりして、糸の隙間を覗き込むと….。

  • 安い服の特徴:布を織り上げた後に表面だけを一括で染める「後染め」や表面塗料を採用していることが多く、糸が重なり合った奥深くまで塗料が届いていない。そのため、生地を強く引っ張ると糸の奥から下地の白抜けが見えることがある。また、角が擦れると表面の塗料が剥げて白くなりやすい。
  • 高い服の特徴:糸を染料にじっくり浸して芯まで染め上げる「深層染色」を行っているか、染め上がった糸で織られているため、どこを強く引っぱっても奥まで全く隙間なく均一に色が詰まっている。

表面に見える「糸の色数」

一見すると「グレー」「ベージュ」「ネイビー」などの単色に見える服でも、目視で数十センチまで近づき、生地表面の糸の粒感をよく観察してみると…。

  • 安い服の特徴:1種類の色の糸だけで織り上げられている。離れて見たときにも色に陰影がなく、平坦な質感。
  • 高い服の特徴:微妙にトーンの異なる2〜3色(濃いグレー・薄いグレー・かすかに青みのある糸など)の糸を混ぜ合わせて1枚の布に織り上げる「メランジ(霜降り)」技法などが使われている。近くで見ると異なる色の糸が細かく混ざり合っているのが確認でき、この色の複雑さが離れて見たときにも重厚で立体的な発色を生み出している。

生地の織り目をちょっと引っ張ってみたり、単色の服を観察してみたりもしましたが、これらに関しては自宅にある服では確認ができませんでした。安い服だから・高い服だから、必ずしもそうというわけではなさそうですね。

ということで、洋服に現れるお値段の差による作りの違いについてでした。服を選ぶ時の視点が少し変わるかもしれません…!

ではまたっ!

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