過日、剪定したガジュマルの枝をもらってくださる方がいましたので、はじめて第四種郵便というものを使って郵送してみました。
第四種郵便とは?
郵便局のページにはこのような記載があります。
次の郵便物で開封とするもの(蚕種を内容とするもので差出郵便局の承認のもとに密閉したものを含みます。)は、第四種郵便物とします。
https://www.post.japanpost.jp/service/standard/three_four/
- 通信教育用郵便物
- 法令に基づき監督庁の認可または認定を受け通信による教育を行う学校または法人とその受講者との間にその通信教育を行うために発受する郵便物です。
(法令に基づく監督庁の認可または認定を受けていない通信教育は、対象とはなりません。)- 通信教育用郵便物を発受しようとする学校または法人は、所定の届出が必要です。
- 点字郵便物、特定録音物等郵便物
特定録音物等郵便物を発受することができる施設- 植物種子等郵便物
- 植物種子、苗、苗木、茎もしくは根で栽植の用に供するものなどを内容とするものです。
- 学術刊行物郵便物
指定学術刊行物
ガジュマルの挿し木の場合、植物種子等郵便物に該当します。
(栽培用の植物ということなので、ドライフラワーなどは対象外になるようです。)
第四種郵便の梱包と送り方
まずはちょうどよい大きさの容器に(写真は舞茸のパックです)湿らせたキッチンペーパーで根っこを保護して枝を入れました。ペットボトルを半分に切って使う方法もあるようです。
次に、乾燥しないようにラップで包み、爪楊枝で通気口の穴を開けました。
お届け先によっては3-4日かかるそうなので、ある程度日数が経っても良いように、キッチンペーパーはしっかりと濡らしてあります。もし苗が動いてしまうようなら、緩衝材を入れようと思っていましたが、そうでもなかったのでこのままにしました。
第四種郵便は、中身が見えるような梱包材にするか郵便局員さんのところに持っていって中身を確認してもらってから封をする必要があるそうですので、今回は透明の梱包材にしました。
最後に第四種郵便という表示もつけます。あとは普通の郵便と同様、宛名書きをして郵便局に持っていくだけです。
土日は配達されませんので、なるべく週の前半に発送したほうが植物の鮮度を保ったまま早く送り先に届けてもらえるのではないかと思います。
第四種郵便は利用者も少ないのでしょうか、私がこちらの小包を持ち込んだ郵便局の局員さんもあまり慣れていらっしゃらない様子で、ファイルを確認しながら受け取ってくださいました。
第四種郵便の料金
普通の封筒よりは大きく嵩張るため、普通郵便より送料がかかるのでは?と思いましたが、どういうわけか逆でした。
料金表は郵便局のホームページでご確認いただけます。私の小包は50g以下でしたので、なんと73円で送れてしまいました。不思議ですね。
普段はあまり植物の郵送をすることもありませんが、意外と簡単だったのでまた機会があれば第四種郵便で送ろうと思います。
ではまたっ!
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