ハダニの被害にあったガジュマルを丸坊主にして完全復活するまでの記録

お庭/植物

しばらく前から育てているガジュマル。どこからやってきたのかわかりませんがハダニがついてしまい、いつの間にか葉が減りツヤもなく悲しい感じになってしまいました。

ボロボロ….

このままにしておいたところで、被害にあった葉っぱが良くなることはないと思い、丸坊主に剪定することにしました。

ハダニの被害とは?

フクロウ先生
フクロウ先生

ハダニとは植物の葉につくダニです。葉の裏に寄生して葉の汁を吸い、そこだけ白く色が抜けたようになります。葉の裏に粉が吹いているようになっていたり、蜘蛛の巣のように細く白い糸がついているようであれば、それはハダニの仕業です。まだ被害が小さいようであればこまめに水で洗い流したりするだけでも改善するようです。ちなみに、人間に被害はないようです。

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丸坊主にするときのポイント

丸坊主に剪定するのには勇気がいります。そのまま新芽が出なかったらどうしようと、どうしても芽吹くまでは心配になってしまいますので、重要なポイントを抑えて剪定します。

  1. 剪定をするのはガジュマルの成長期に
    (5〜6月頃)
  2. 剪定に使うハサミの刃は清潔に
    (切り口に菌が入らないようにするため)
  3. 切ったら切り口に癒合剤を塗る
    (腐敗、菌の侵入を防ぐため)
  4. 新芽が出るまでは強い日光に当てず半日陰で管理する

ガジュマルは元々生育旺盛な植物です。これさえ守れば、元気に復活してきてくれることと思います。

作業は丁寧に、樹液にも注意

ガジュマルは切ったところから白い樹液が出てきます。これが手につくと痒くなったり、そうでなくてもベタつくので、使い捨ての手袋をつけて作業するのがおすすめです。肌の弱い人や、特にゴムアレルギーのある方は注意した方が良いそうです。(樹液にラテックスが含まれているため)

ちなみに、今回剪定に使ったハサミは、刃の部分に熱湯をかけて消毒してから使いました。

更に、切ったところは癒合剤(トップジン)を綿棒で塗って保護しました。

作業直後の姿

丸坊主でも相変わらず根っこの形は可愛いのですが、なんとも寂しい姿に…。

切り落とした葉っぱは、元気なものなら挿し木にして増やすことも可能ですが、今回はハダニがついており良い状態とは言えなかったため処分することにしました。

7日後…

2週間位は待つことを覚悟していましたが、なんと1週間で小さな芽を見せてくれました。無事復活の兆しが見えてきました。生命力を感じますね。

11日後…

うーん、可愛すぎる\(^o^)/

14日後…

出てきた新芽が無事育ち、小さいけれども艶のあるきれいな葉っぱが成長し始めました。ここまでくればもう安心して良さそうです。

(随分飛びますが)半年後…

こちらが現在の姿です。随分葉が茂りました。また春が来て暖かくなったら剪定してみても良いかなと考え中です。

ではまたっ!

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